おはながすき。

20代女のどうでもいいことをポジティブに

火事の通報をしたけどちょっと大変だった。

去年の夏、人生で初めて119通報しました。

今の電話は現在地を言わなくても向こうからわかるってことが一番の驚き。

 

「火事ですか?救急ですか?」

「火事です。火が見えないのですが、焦げ臭い変な匂いがします」

「◯◯町の◯◯の前にいるようですが、どちらの方から臭いがしますか?」

「銀行の前あたりから臭います」

「すぐに向かうのでその場で待っていてください」

 

電話を切ってすぐ、銀行とは別の建物のドアから黒い煙がモクモクと出始めたのでもう一度119。

 

「さきほど電話した者ですが、△△というお店から煙が出始めました」

 

すごくコゲ臭い中、深夜、隣の建物の駐車場で立ってひとりで消防車が来るのを待っていました。

煙がどんどん出てきたので、通りがかった人に火事?と声かけられたり。

サイレンが聞こえてきて、5台くらいの消防車がどんどん集合。

ひとりの消防士さんが降りてきて、現場確認して、消火ホースを延ばしはじめました。

その間、私はどうしていいのかよくわからないまま。

あまりにも臭くて気分が悪くなりそう、というとき、パトカーも来ているのを発見。

すみませーん!と言って警察官に声をかけました。

 

そしたらいろいろと詳細を聞かれました。

・名前

・住所

・電話番号

・職業

・今日は一体何をしていたのか

→夕飯を食べたあと友達の家で遊んでました

・友達の名前

・友達の家の住所

・友達の電話番号

・ここに来るまでの経路

・何時に通報したのか

・なぜ火事に気づけたのか

・なぜ火元がわかったのか

・不審な人はいなかったか

 

何時ごろに何をしていたのか詳細に聞かれました。

30分くらい道路脇に立ったまま答えました。

そのあと、通報時に待っているように言われたんですがもう帰ってもいいですか?と聞いて、いいよ、と言われたので帰りました。

 

家に帰ると体がコゲ臭かったのですぐシャワーを浴びました。

深夜4時くらい。

浴びている間に知らない携帯番号から電話がかかってきました。

かけ直してみると、警察の人でした。

路上で聞かれたことを再度聞かれ、また電話で30分くらい話しました。

早朝、やっと眠れました。

 

数週間後、消防署から電話がありました。

国への報告書に通報者のサインが必要なので協力してもらえるか?と。

そして、警察に聞かれたことをまた聞かれ、答えました。

その内容を報告書にも書くと言われました。

30分くらい。

 

さらに数週間後、報告書ができましたと連絡があり、サインをもらいに私の家に行きますと言われたのですが、近所だし、消防署に直接行きました。

サインして、終わり。

対応してくれたのは若い方でしたが、おそらくわりと偉い立場の人が来て、通報時に待つようになんて言ったみたいですいません、みたいな感じで謝られました。待たなくてよかったのか…。

 

私が通報したのがかなり早かったらしく、初期消火できたためおかげさまで大ごとにはなりませんでした、と言われて嬉しい気持ちになりました。

 

火事の通報をして思ったことは、

・火災報知器は大事(煙が外に出てからでは遅い)

・その日1日の行動はちゃんと覚えておく

・正直、結構大変…

 

 

次に119通報するときはもう少し余裕をもって連絡できるかな、と思うけど、連絡しなくていいのが一番いいことですね。